PowerVR MVED1
PowerVR MVED1は、携帯用マルチメディア機器、モバイルTV(DVB-Hを含む)向けのマルチスタンダードのビデオエンコード・デコード用アクセラレータのIPです。
PowerVR MVED1は、H.264、MPEG-4、H.263、MPEG-2やVC-1(WMV9)のビデオストリームのエンコードやデコードを行います。これはホストソフトウェアで動作するトランスフォーム、クォンタイゼーション、インバーストランスフォーム、インバースクォンタイゼーション、モーションエスティメーション、モーション補正、イントラプレディクション(内部予測処理)、デブロッキング(非ブロック化)フィルタリングのCPUの負荷を軽減します。このハードウェアアクセラレーションはJPEGやM-JPEG処理の処理もサポートしています。
このIPは標準ビデオコーディングのCPUの負荷を90%以上軽減し、システム設計者がターゲット機器のコスト削減と低消費電力性能を出すことを可能にします。現在、ビデオ圧縮の標準形式で4分の1ピクセル単位のモーション補正処理を行うために、このIPの重要性が高まってきています。
PowerVR MVED1は、標準的で古くならないプログラマビリティを含んだ、パワフルなエンコードアクセラレーションを持つ、PowerVR MVDA2コアの高度なデコードの特徴により、構築されています。
このアーキテクチャはテレビ会議などの用途のように、エンコードとデコードを同時に使用することも可能にします。内部バッファはエンコード機能による外部メモリへのアクセスを最小限にし、消費電力とメモリシステムのオーバーヘッドを削減します。
さらに、PowerVR MVED1は、デコーダハードウェアでのマクロブロックへの直接アクセスもしくはシステムメモリへのアクセスをするインループのデブロッキングフィルタを実装しています。また、このフィルタは、一般的なビデオのポストプロセシング(後工程)にも使用することができます。

