MTX IPコア
MTX - MiniEngine IPコアは非常に小さな低消費電力の組み込み用32ビットコントローラで、SoC内の各種制御用として最適です。MTXの命令セットは16ビットに圧縮しており、プログラム格納領域を32ビット命令のプロセッサに比べて20〜30%削減でき、チップ面積の低減を図っています。これは低コスト、低消費電力の点でも効果があります。
MTXは、デバイスドライバのエンジンやステートマシンなどの用途に最適で、広範囲なアプリケーションのSoCにお使いいただけます。例えば、モバイルTV・ラジオ(DVB-H、T-DMB、DABなど)、ポータブル・メディアプレーヤー(AAC、MP3、MPEG-4、WMAなど)、ワイヤレス通信(Bluetooth、WiFi、UWB、ZigBeeなど)、アナログTV用マルチスタンダードのサウンド処理(FM、AM、NICAMなど)があります。
特徴
- 32ビットのレジスタファイルとフェッチ・インターフェース
- コード効率のよい16ビットの命令セット
- 柔軟性を高めた32ビットの拡張命令セット
- コプロセッサおよびメモリ間は、64ビットのデュアルとマルチデータ転送をサポート
- コプロセッサ・ポートとの間は、1サイクルの同期化した64ビット・データで交換
- オプションで命令キャッシュや、命令/データメモリの統合または分離
- コプロセッサ・インターフェースとして最大2個の64ビットread/writeをサポート
- リアルタイムの事象に対応するためのATP(Advanced Trigger Processing)
- 汎用IOのための32本の独立した入出力
- JTABベースのディバッグ
- 動作周波数 250 MHz max、シリコンサイズ 0.30 mm2以下(130nm)
ご提供物件
- 合成可能なVHDL
- 合成用スクリプト
- 開発ツールおよびドキュメント
MTXはCおよびC++コンパイラ、IDE(Integrated Development Environment統合開発環境)を含むMTX SoCプロセッサ・プラットフォームとして提供いたします。各種マルチメディア・アプリケーション・ソフトウェアや、アプリケーション・プラットフォームの提供も可能です。また、DABやMPEGなど、アプリケーション固有の機能・性能を加速するために、MTXと一緒にお使いいただけるコプロセッサも用意しております。


